60代は実年から高年世代へと差し掛かる年代です。培ってきた経験がますます輝きを増す一方で、老いの足音が近付いてくることを否めません。自営業以外の方の多くは、60代半ばに第一線から退くことになります。
また、親の介護を担う人の割合が増え、加えてご自身が介護を受ける不安を抱いたり、実際に介護を受け始める世代でもあります。そして、女性では配偶者と死別する人も増えてきます。
しかし、それでも平均的にみればあと約20年前後の月日があるのです。これまでの忙しかった生活が一段落し、時間的な余裕が少し増えますから、今から新しいことをスタートしてそれを成し遂げるのにも、十分な時間があります。
なお、60代以降は、がん、心臓病、脳卒中という日本人の三大生活習慣病が、死亡原因の上位三位と一致します。この三つの病気の予防と治療が、長生きのカギです。